周りの理解とお母さんの努力は別|子育てで線引きしていい理由

子育てで心がしんどいとき

あれもこれも不要な理由

――家庭で優先順位が崩れると、苦しくなる――

「これもやらなきゃ」
「伝えなきゃ」
「分かってもらわなきゃ」

子どものことを考えるほど、
お母さんの頭の中は
“やらなきゃ”でいっぱい になっていきます。

でも実は、
あれもこれも抱え込んでいるときほど、
家庭の優先順位は崩れやすくなります。


なぜ「あれもこれも」になってしまうのか

お母さんが欲張りだからではありません。

それは
✔ 子どもを守りたい
✔ 困らせたくない
✔ 将来につなげたい

そんな強い思いがあるから。

特に、子どもの特性や成長について
夫や両親に理解してもらえないと感じていると、
「私がもっと頑張らなきゃ」と
一人で背負ってしまいやすくなります。

でも、その頑張りが続くほど、
いちばん削られてしまうのが
お母さんの心の余裕 です。


あれもこれもやると、関係が苦しくなる

・説明が増える
・指摘が増える
・正そうとする関わりが増える

本当は味方でいたいのに、
本当は支えたいのに、
関係がピリピリしてしまう。

これは、
優先順位が逆になっているサイン です。


実は「今は不要」なこと

今の時期、無理に抱えなくていいものはたくさんあります。

・全員に理解してもらうこと
・完璧な関わり
・毎回の説明
・結果を急ぐこと

減らしたからといって、
子どもの成長が止まるわけではありません。

むしろ、
減らしたことで関係が楽になる家庭 はとても多いです。


線引きができるようになる、3つのトレーニング

ここからは、
「どうやって減らせばいいの?」というお母さんへ。

線引きは、考え方ではなく
小さな練習の積み重ね で身についていきます。


トレーニング①「これは私の仕事?」と仕分けする

モヤッとしたとき、
自分にこう聞いてみてください。

👉
「これは私の仕事?それとも相手の仕事?」

例)
・夫が子どもの特性を理解しない
→ それは夫が気づく仕事

・子どもの困りごとに気づく
→ それはママの大切な役割

考えるだけでOK。
行動を変えなくていい。

これが、線引きの第一歩です。


トレーニング②「説明しない日」を作る

今日は
・説明しない
・納得させない
・正そうとしない

と、1日だけ決めてみてください。

説明したくなったら、
「今日はお休み」と心の中でつぶやく。

これは冷たくなる練習ではなく、
ママの心を守る練習 です。


トレーニング③伝えなかった自分を責めない

線引きで一番難しいのが、ここです。

「言えばよかったかな」
「私が我慢してるだけ?」

そんな声が出たら、
こう言ってあげてください。

👉
「今日は線引きできた」

我慢ではありません。
選んだだけです。


減らすことは、諦めることじゃない

あれもこれもやらなくて大丈夫です。
全部抱えなくて、当たり前です。

優先順位を整えることは
子どものためであり、
お母さん自身を守ることでもあります。

どうか忘れないでください。

夫の理解不足は、妻の努力不足ではありません。

今日ひとつでも
「やらなくていいこと」に気づけたなら、
それは立派な前進です。