「何回言っても、書くのが遅いんです…」
「ちゃんとやればできるのに、ダラダラしていて…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
宿題やノートを書く時間になると、
なかなか進まないわが子を見て
「やる気がないのかな」
「集中していないのかな」
そう思ってしまうのは、無理もないことです。
今日は書くことが苦手なお子さんをお持ちのお母さんに伝えたい
書くことが遅いことを解説していきます。
目次
書くのが遅いのはなぜ?やる気の問題ではありません
実は、書くスピードが遅い理由は
気持ちの問題ではないことがほとんどです。
子どもが勉強やる気がないから、勉強が苦手だからというのは関係ありません。
子ども自身も、
先生やお母さんに注意されるから
「ちゃんとやらなきゃ」と思っていることが多いんです。
それでも書くのが遅いのは、
うまく書ける“体と脳の準備”が整っていないからです
書くのが遅い子の原因は“脳と身体のバランス”です
文字を書くというのは、ただ手を動かすだけではありません。
・何を書くか考える(脳)
・見たものを正しく捉える(目)
・姿勢を保つ(体)
・手や指を細かく動かす(運動)
これらが同時に働いて、はじめて「書く」という動作が成り立っています。
どこか一つでもうまくいかないと、書くスピードは落ちてしまうのです。
書くのが遅くなる4つの原因
では具体的に、どんなことが影響しているのでしょうか。
代表的な4つの原因をお伝えします。
① 姿勢が悪いと書くのが遅くなる理由
椅子に座ったときに
足がぶらぶらしていたり、体がぐにゃっとしていたりすると、
姿勢を保つだけでエネルギーを使ってしまいます。
その結果、「書くこと」に集中できず、スピードが落ちてしまいます。
② 視線の動きが苦手だと書くスピードが落ちる
黒板や教科書を見て、ノートに書く。
この“目の動き”は、実はとても高度です。
・どこを見ればいいのか迷う
・書く場所がわからなくなる
こうした状態では、手が止まりやすくなります。
③ 手や指の発達が未熟だと時間がかかる
・すぐに疲れてしまう
・筆圧が安定しない
・思うように動かせない
このような場合、一文字書くだけでも時間がかかります。
子どもにとって「書く」という作業は、
大人が思っている以上に負担が大きいのです。
④ 処理速度がゆっくりな子の特徴とは
頭では理解していても、
・考える
・書く
・次に進む
この一連の流れに時間がかかるお子さんもいます。
これは能力の問題ではなく、
その子のペースの違いです。
「早く書きなさい」と言ってしまうとどうなる?
この記事では、書くのが遅い理由をお伝えしています。
もし、こうした状態の中で
「早く書いて」
「なんでそんなに遅いの?」
と言われ続けると、
子どもは
・どうしたらいいかわからない
・でも急かされる
・自信がなくなる
という状態になってしまいます。
本当は頑張っているのに、
「できていない」と感じ続けてしまうのです。
書くのが遅い子に必要なのは努力ではなく“土台づくり”
書くスピードを上げるために必要なのは、
努力や気合いではなく
体と認知の土台を整えることです。
ここが整うことで、
子どもは自然とスムーズに書けるようになっていきます。
書くのが遅い子のチェックポイントは?家庭でできる見方
「うちの子はどこに課題があるんだろう?」
そう感じた方へ。
次の記事では、
・姿勢
・視線
・手の発達
・処理速度
について、
おうちでできるチェックポイントを
具体的にお伝えしています。
「どう見てあげたらいいのか知りたい」
そんな方は、ぜひ続けて読んでみてくださいね。
▶書くのが遅い子の特徴チェック|姿勢・視線・手・処理速度の見分け方と家庭でできる対処法

