「様子見で大丈夫」と言われて不安なあなたへ。そのモヤモヤを「前向きな観察」に変えるヒント

言葉の発達が気になる

様子見で大丈夫」と言われたのに不安が消えないのは、あなただけじゃありません


 

「様子見でいいですよ」
そう言われたはずなのに、
家に帰ってからの方が不安が大きくなってしまった——。

・本当に何もしなくていいの?
・このまま様子を見て、取り返しがつかなかったら?
・私の気にしすぎなのかな……

 

SNSで同じ月齢の子の発達を見ては、夜な夜な検索して落ち込んでしまう。

そんな気持ちを抱えながら、このページにたどり着いたお母さんも多いと思います。

 

まず最初にお伝えしたいことがあります。

「様子見」と言われて不安が消えないのは、決しておかしなことではありません。

 

この記事を読むことで、不安でたまらない「様子見」の期間を、ただ過ぎ去るのを待つ時間から、お子さんの成長を信じて支えるための「前向きな観察の時間」に変えることができますよ。


なぜ「様子見」と言われると不安になるのか

 

「大丈夫」と言われたのに不安が消えない理由は、あなたの性格のせいではなく、主に3つの理由があります。
 

①「何を見ればいいのか」が分からない

 

「様子見」と言われても、「何に注目すればいいのか」「どこが変わったら相談すべきなのか」という
具体的な判断基準が示されないことがほとんどです。


出口の見えないトンネルを歩かされているような状態なので、不安になるのは自然な反応です。


② 他の子と比べてしまう


比べない方がいいと分かっていても、支援センターや公園で同い年の子が楽しそうに話している姿を見ると、「やっぱりうちは遅れているのでは?」と心が揺れてしまいます。

これは、お子さんを想うからこそ生まれる「親心」そのものです。


③ 母親の直感を否定されたように感じる


「何か気になる」という違和感を持って勇気を出して相談したのに、あっさり「様子見で」と言われると、自分の感覚を分かってもらえなかったようで、孤独を感じてしまうことがあります。

 


専門家が言う「様子見」の本当の意味


ここで、少し視点を変えてみましょう。
専門家が「様子見」と言うとき、それは決して「放置していい」「何も問題がない」という意味だけではありません。

 

  • 発達はグラデーション: 子どもの成長は「0か100か」ではなく、緩やかに変化します。
  • 白黒つけない時期: 今すぐ診断をつけることが、必ずしもその子にとってベストではない場合があります。
  • 変化を見極める期間: 時間をおくことで、「その子なりの伸びる力」がどこにあるのかを正しく判断したいという意図があります。

つまり、「何も起きていない」のではなく、「変化の途中」を見守っている状態なのです。


不安を感じるあなたは、よく見ている人

 

お母さんの不安は、ネガティブなものではありません。

それは、お子さんを日々誰よりもよく見ているからこそ生まれる大切な感覚です。

気づける人は、よく観察しています。
観察している人は、お子さんとちゃんと向き合っています。

その「気づく力」こそが、これからの子育てを支える大きな力になります。


不安を「整理」に変えるために大切なこと

 

不安が強くなるとき、必要なのは「安心しなさい」という精神論ではなく、「どこを見ればいいか」という具体的な視点を持つことです。

では、様子見の期間にどこをチェックすればいいのでしょうか?

次の記事では、言葉の発達で多くのお母さんが混乱しやすい「理解しているのに話さない子」について、具体的な見分け方と関わりのコツをお伝えします。

 

次に知ってほしいこと

「様子見」と言われたとき、
何を見ればいいのか分からないことが、不安を大きくします。

次の記事では、
言葉の発達でよくある
「理解しているのに話さない」ケースについて、
見分け方を具体的にお伝えしています。

[言葉が遅い?「理解の力」と「発信の力」の見分け方を読む]